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パーソナルファイアウォールのセキュリティレベル

デフォルトでは、パーソナルファイアウォールのセキュリティレベルは送信アクセスに設定されています。このレベルでは、プログラムに情報の送信だけが許可されます。

ステルス、監視アクセスなど、制限の強いセキュリティレベルを選択した場合、フルアクセスや送信アクセスなどの制限の弱いセキュリティレベルよりも多くのオプションと警告を設定する必要があります。

次の表では、制限の弱い順にセキュリティレベルを説明します。
セキュリティレベル 説明
[フルアクセス] パソコン上のプログラムにインターネットとの情報の送受信を自動的に許可します。これは、ウェブサーバーやメール サーバーなど、定期的に受信接続を受け入れるサーバーのユーザーに適した設定です。
[送信アクセス] パソコン上のプログラムにインターネットへの情報送信だけを自動的に許可します。プログラムが情報を送信せずに受信しようとすると、パーソナルファイアウォールはアクセスの許可または拒否をユーザーに確認します。多くのユーザーはこの設定が最適です。
[監視アクセス] パソコン上のプログラムが送受信する情報を監視します。許可されていないプログラムが情報を送受信すると、パーソナルファイアウォールはアクセスの許可または拒否をユーザーに確認します。アクセスとセキュリティの管理を強化できます。
[ステルス] システム サービス ポートで許可されたポートを除いて、すべてのインターネット受信接続を遮断します。これにより、パソコンをインターネットから隠すことができます。ステルスを選択すると、ハッカーがセキュリティを侵害する危険性を軽減することができます。プログラムが情報を送受信すると、パーソナルファイアウォールはアクセスの許可または拒否をユーザーに確認します。
[通信遮断] パソコンをネットワークとインターネットから切断し、すべての通信をすぐに遮断します。脆弱性の存在や攻撃の可能性が疑われる場合には、このレベルを設定します。
プログラムの許可 (インターネット接続の許可または拒否) を定義すると、これらのプログラムが [プログラム許可機能] ページに表示されます。