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マカフィー® パーソナルファイアウォール

マカフィー パーソナルファイアウォール ソフトウェアは、インターネットとパソコンの間で防御壁として機能し、インターネットとパソコンの間で送受信される情報を制御します。パーソナルファイアウォールはインターネット通信から不審な活動を監視します。また、ユーザーの操作を妨げずに効果的な保護対策を提供するように調整されています。

使用している マカフィーソフトウェアで、この保護機能が有効になっていない場合があります。また、インストールされていなかったり、含まれていない場合もあります。マカフィースイート製品に含まれている保護機能の詳細については、「保護機能について」を参照してください。
パーソナルファイアウォールの機能
パーソナルファイアウォールの開始
パーソナルファイアウォールをインストールするとすぐに、パソコンは侵入者や不要なネットワーク通信から保護された状態になります。警告を処理するスマートアドバイスが自動的に有効になり、 既知または未知のプログラムのアクセスを管理することができます。デフォルトでは、プログラムに送信アクセスを許可するようにパーソナルファイアウォールが設定されています。パーソナルファイアウォールがインストールされていないと、ホームページには他のファイアウォールの状態が表示されます。他のファイアウォールがインストールされていないと、ホームページには Windows ファイアウォールの状態が表示されます。
警告について
パソコン上でセキュリティ脅威が検出されると、画面の右下隅に警告が表示されます。警告にはイベントの情報だけでなく、セキュリティ問題を解決する方法や推奨事項も表示されます。
パーソナルファイアウォールのセットアップ
パーソナルファイアウォールでは、脅威に対する対処方法や警告など、セキュリティの管理方法を選択できます。パーソナルファイアウォールスマートアドバイスは、プログラムがインターネットにアクセスすると警告を表示します。これにより、プログラムにアクセスを許可することができます。この推奨事項を自動的に適用するようにパーソナルファイアウォールをセットアップできます。また、適用前に確認するように設定することもできます。セキュリティレベルを設定することで、要件に合わせて保護対策をカスタマイズできます。パーソナルファイアウォールをインストールすると、デフォルトでは、パソコン上のプログラムにインターネット経由での情報送信が許可されます。パーソナルファイアウォールには他のセキュリティレベルが用意されています。これにより、インターネットアクセスを制限または緩和できます。
パーソナルファイアウォールのセキュリティレベルの管理
セキュリティレベルを選択するときに、警告の管理方法と対応を決めます。パーソナルファイアウォールが侵入や不要なネットワーク通信、インターネットに送信または受信アクセスを試みる不審な活動を検出すると、警告が表示されます。デフォルトでは、セキュリティレベルは「送信アクセス」に設定されています。このレベルでは、プログラムに情報の送信だけが許可されます。
スマートアドバイスのセットアップ
プログラムがインターネットにアクセスするときにスマートアドバイスを表示するようにパーソナルファイアウォールをセットアップできます。また、スマートアドバイスを自動的に適用するかどうかも設定できます。パーソナルファイアウォールでは、ハッカーウォッチデータベースに登録されているプログラムにだけスマートアドバイスを表示します。
パーソナルファイアウォールのカスタマイズ
パーソナルファイアウォールでは、パソコンのセキュリティを侵害する可能性があるプログラムの活動を防ぐことができます。スタートアップ時にインターネットにアクセスするプログラムの処理方法や、ハッカーからの侵入に対する対処方法を設定できます。また、セキュリティの脆弱性を報告する方法も設定できます。
パーソナルファイアウォールの通信遮断と復元
セキュリティレベルを通信遮断に設定すると、パーソナルファイアウォールがすぐに通信を遮断します。これにより、パソコンとインターネット間の通信はすべて遮断されます。通信遮断に設定すると、パソコンのネットワークケーブルを外した場合と同じ結果になります。ネットワーク接続はすべて遮断され、ウェブサイト、メール、セキュリティ更新にアクセスできなくなります。この操作は、パソコン上のプログラムが不正なデータを送信または受信したと思われる場合に行います。また、ネットワーク上の他のパソコンに対するオープンポートをブロックしたい場合にもこの操作を行います。他のセキュリティレベル (フルアクセス、送信アクセス、監視アクセス、ステルス) を選択すると、インターネットアクセスを復元できます。
プログラムと権限の管理
多くのプログラムが送受信を行うためにインターネットにアクセスしています。インターネットへのアクセスを許可するプログラムを決める必要があります。
パソコンの接続管理
リモートからの特定の接続を管理するように、パーソナルファイアウォールを設定できます。
システムサービスについて
ウェブサーバーやファイル共有サーバープログラムなどのプログラムは、機能上、特定のシステム サービス ポート経由で別のパソコンから未請求の接続要求を受信します。攻撃を回避するため、パーソナルファイアウォールは、これらのシステム サービス ポートを閉じています。リモートからの接続を許可するには、システム サービス ポートを開く必要があります。
システム サービス ポートのセットアップ
パソコン上のサービスにリモートアクセスを許可または禁止するようにシステム サービス ポートをセットアップできます。接続リストで自宅、職場または公共と設定されているパソコンのポートは状態 (オープンまたはクローズ) を変更できます。
イベントロギング
パーソナルファイアウォールでは、イベントロギングを有効または無効にできます。有効にすると、記録するイベントの種類を指定できます。イベントロギングを使用すると、最近発生した受信イベント、送信イベント、侵入イベントを確認できます。インターネット接続がブロックされると、パーソナルファイアウォールがイベントを記録します。
ハッカーウォッチの統計情報の表示
パーソナルファイアウォールは、マカフィーセキュリティサイトであるハッカーウォッチを活用して、プログラムと世界中のインターネット活動に関する最新の情報を提供します。ハッカーウォッチパーソナルファイアウォールに統合され、自動イベント送信機能によって情報を収集し、ハッキング、侵入、不要な通信を防ぎます。自動化されたツールがこのデータを使用してスキャンを実行し、問題のあるパソコンを検出します。問題のあるパソコンが見つかると、アクセスを禁止するようにインターネット サービス プロバイダーに通知します。
インターネット通信の監視
多くのインターネット サービス プロバイダーは月に使用可能な帯域幅に上限を設定しています。ネットワーク内で最も多くの帯域幅を使用するプログラムを特定する必要があります。
インターネットセキュリティについて
パーソナルファイアウォールは、マカフィーのセキュリティサイトであるハッカーウォッチを利用し、プログラムに関する情報や世界中のインターネット活動について最新の情報を提供します。ハッカーウォッチでは、パーソナルファイアウォールのチュートリアルが HTML 形式で提供されています。